化粧による肌への害とすっぴんで受ける紫外線の害、どっちが重い?
毎日、化粧をして肌に負担をかけている人は、休日ぐらいはノーメイクでいたいって思いますよね。
若いときはそこまで気にしなかったけど、お肌の曲がり角を過ぎると、神経質になってしまうもの。
でも、紫外線による影響も無視できませんね。
今は、温暖化の影響もあり、紫外線を防御しているオゾン層がどんどん破壊されています。
気象庁の紫外線量を計測した年代別のグラフを見てみると、1980年~2010年の間だけで18.5%も紫外線量が増えているのがわかります。
そう考えると、今の時代、すっぴんノーメイクで外出するのは、危険行為と考えても大げさではないでしょう。
これは、実際数値として検証されたわけではないですが、化粧による肌への影響よりも、すっぴんで紫外線を受ける影響のほうが害があると言われています。
たとえ短い時間だとしても、すっぴんノーメイクでの外出は避けたほうがよさそうです。
それでもすっぴんで外出したい人の紫外線対策
肌断食中で、休日は完全ノーメイクという人もいるでしょう。
そういう人は、すっぴんでも紫外線を受けない対策をすることが大事です。
帽子はもちろんのこと、サングラス、マスク、長袖などを着用するだけで、かなり紫外線予防になります。
マスクはできればUVカットができるマスクを選ぶようにし、白よりも黒が紫外線予防によいです。
他にも、イスラム教の衣装みたいなUVフェイスガードがおすすめです。
目元下から首にかけて紫外線を完全防御することができますよ。
でも、帽子、サングラス、フェイスガードと全部着用したら、きっと怪しい人になりかねないですね。
そこはうまくバランスをとって、おしゃれに紫外線予防をしたいものです。
紫外線が多い時間帯をさける
こういったものを着用することで紫外線予防することは、かなり効果的なのですが、紫外線が多い時間帯を避けるのも効果的です。
これは気象庁が1日の紫外線量の推移を計測したグラフです。
1日のうちで、これだけ紫外線量が変わっているのがわかると思います。
紫外線量がピークになるのは、10時~14時の間で、夜にかけて徐々に紫外線量が下がっていき、16時ぐらいになるとだいぶ下がっています。
また、曇りの日だと、晴れの日に比べて紫外線量が40%減少すると言われています。
ですので、このタイミングをみはからって外出することで、かなり紫外線を避けることができます。
内側からも紫外線対策をして完全防御
最近、なにかと話題の「飲む日焼け止め」というのを聞いたことないですか?
これは紫外線予防によいとされている成分、ポリフェノールを1粒に凝縮したサプリメントで、これを飲むことで内側からも紫外線予防をすることができます。
ポリフェノールには、抗酸化作用があって、老化の原因となる活性酸素を抑制する効果があると言われています。
この抗酸化作用には、紫外線による肌への悪影響も抑えてくれるのです。
外側だけでは防御しきれない紫外線を、内側からも対策することで、すっぴんノーメイクでも外出することが怖くなくなりますよ。